本ブログの続編

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2018年6月1日金曜日

家探し⑧

図らずも長寿シリーズになってしまった「家探しシリーズ」です.まさか8個も記事を作ることになるとは思ってもみませんでした.何か記事5~6個ぐらいで「ちょっと大変だったけれど契約できました.当日行くのが楽しみです」とか言いたかったなぁ…

さて,前回の投稿でCのApplication Formを埋め始めたと書きました.基本的には名前とか収入といった情報,変わったものとしては「あなたは今どんなアパートを借りていますか?そこの家賃は?きちんと払えている?」といったものでした.自分は実家ぐらしなので,一番最後のものは現住所のみを書きました.

こんな感じで書き進めていくと,「アメリカ合衆国市民権・移民局が発行した書類情報の入力」みたいなフォームがでてきました.J1ビザでの短期滞在になると,入出国記録であるI-94がここで求められる書類になるのですが,文字通りこの書類はアメリカに入国してからでないと手に入らないもの.「えっ,入国しないと申請できないの?」と思いながら空欄のまま次のページへ.

最後に契約書にサインをする場所があるのですが,その契約書に「あなたがこのアパートを借りるのに適格な人物であるかどうかを審査します.この際に,以下の書類の提出を求めます.」といった記載が.もちろん,パスポート・Visa・財務証明書(月給が家賃の3倍,もしくは銀行口座の残高が全期間の家賃を合計した金額の3倍以上あることといったもの.多分,アパートごとに基準は異なる) の提出が求められるのですが,ここにもI-94を「申請書提出後直ちに提出すること」との記載が.

ちなみに,この契約書にサインをすると審査料・応募料振込のページに飛ぶようで,3万円ぐらいを要求されます.アメリカのアパートとの契約なんて初めてなのでよく分かりませんが,「契約書に書いてある書類が提出されていない or 提出できないのだから不適格」となることもあり得るのかも… (少なくとも契約書を読んだ感じだとありえそう) そこで,事情説明・交渉をするために再度メールと電話でのコンタクトを試みることにしました.

最後に補足情報としてですが,「I-94」という書類はアメリカに入国したときに税関などの職員が作成するWeb上の書類です.このサイトの「GET MOST RECENT I-94」から見ることができます.この書類には,その人が合法的にアメリカに滞在できる期間が記載されています.考えてみればアパート側がこの書類を要求するのはそれなりに納得できます.向こうとしても,既にアメリカに入国して生活をしているしっかりとした身分の人なのか,いつまで滞在できる人物なのかという情報は知りたいでしょうしね.ただ,この書類の提出は,出国前に住む場所を決めたい人間に取っては厳しすぎる…

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