本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年6月17日日曜日

Robotarium初訪問

昨日,Robotariumに初めて行ってきました.

Post docのSean Wilsonさんという方に「連れて行ってあげるよ」と初日から言われていたのですが,結局その日は彼が忙しくて駄目でした.金曜日もこの時間帯はRobotariumに連れていけると彼に言って貰えたのですが,自分の方が大学事務手続きの予定が入っているからごめんなさいという感じ… じゃあ来週の月曜日にしようと話していました.

しかし,大学の事務手続きで自分を担当してくださっているECE (Electrical and Computing Engineering) のAllenさんを尋ねにOfficeまで行くと同じfloorに見覚えがある施設が... (事務手続きについてはまた後日の投稿で)

中ではSeanさんが休憩(?)をしていたので,気づいてもらえるかなと窓際にいると「Welcome!」といった感じで中に入れてもらえました.「GTマークのFormationを見せてあげるよ!」といってキーボードを叩いて少しすると,上の写真で充電中だったロボットが一斉に動き始め,GTマークに!!

しかし,ある意味不意打ちに近い形で訪問したのに,快く迎えてくれたのもありがたいですし,何より数分もしないで実験ができるということから良く整備された実験設備なんだなということを強く実感しました.

実験を見せてもらいながら幾つかの質問をしました.ただ,どこまで書いても良いのかが分からないですよね.丁度,この日に知的財産とかいったことにサインを求める手続き書類を提出してきたなのでなおさら… なので,大丈夫そうでかつ一番印象的だった受け答えだけを書くことにします.

「この施設を作るのにどのぐらい時間がかかったの?」と聞くと,少し表情を変えて(遠い目というか何って表現したら良いんでしょうかね 苦笑いのようにも思えましたけれども) 「この部屋を作るには6ヶ月,すべてのプロジェクトは2年かかった.」という話でした.

実は,前回の投稿時に言った学生室近くにあった「見覚えがある実験施設」というのはRobotarium のVer1.0とVer2.0のことだったんですが,そういったものの積み重ねでこれだけのものをやっと作ることができるということなんですね.この日は「是非滞在中に実験をさせてもらいたい.そのときにまた色々とお世話になると思う」と言って,次の事務手続きの場所へと向かいました.

追記:
見直していて思いましたが,まだ「Robotariumとは何ぞや」って説明をしていませんでしたorz.その内詳しく書くと思いますが,「世界中の人がRobotariumの公式Webにプログラムを投稿するだけで,100台以上の様々な種類のロボットを使った実験が無料でできるシステム」といった感じでしょうか.

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