本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年9月30日日曜日

ジョージア工科大学内散策3(写真多め)

それでは,今回は大学中央-北側の写真をupしていきます.

研究室からRobotariumに向かう途中にある「普通」の光景です.めっちゃお洒落なんですけど!こういうのが普通にあるから,この散策シリーズが中々終わらないんですよね.同じ工科大学なのに東工大ときたら... まぁ,日本の国立大学でこういうことにお金使うと「金の無駄だ」って言われる気もしますが.実際お金無いし.授業料も10万ぐらい値上げされたし.(それでもアメリカの大学に比べれば全然安いですけれどもね.「きちんと奨学金制度を拡充させた上で,競争力を上げるために使ってくれるなら…」って感じです.まぁ自分はこの学費値上の影響を受けない人なので,こんなこと言えるのかもしれませんが)

ジョージア工科大学内散策2(写真多め)

それでは,またジョージア工科大学内の施設の写真を投稿していきたいと思います.

中央部と西側はその1でやったので,今日は南側と南東側をupしていきます.ちなみに,大学東側(北東側?)は自分の研究室があるところなので,そこら辺の写真を見たい人はこちら

大学南側には赤レンガの建物が多いです.多分,歴史的な建物が多いんだと思います.この建物はTech Towerと呼ばれ,1888年に建てられたとのこと.丁度,研究室がある建物からも見られる位置にあって,夜になると上のTechの文字が黄色に光ります.えっ何でライトが付く夜まで研究室にいたかって?論文投稿始めとした各種締切で死にそうになっていたからに決まっているでしょう.

2018年9月29日土曜日

ジョージア工科大学内散策1(写真多め)

今日,久しぶりに2年前に所属研究室を卒業した人と連絡して,「Georgia Tech内の観光名所的な写真upするよ」と約束してしまったので,ちょっとしたコメントを付けながらupしていきたいと思います.ただ,枚数が多いので2回に分けます.

それでは早速.
大学中心部にある噴水.
丁度タワーの頂点がジョージア工科大学のロゴマークの形になっている.

横向きの写真
後ろ側はStudent Centerと言われており,ファストフード店とかShopがある.
イベントも結構Student Centerで行われることが多いと思います

で,このStudent Centerの前にはこんな彫刻が.
実は,ジョージア工科大学はアトランタオリンピックの際の
選手村や競技場として使われたので,結構色んなところでこういうのを見つけられます.

日本人会の方達と夕食

8月の初めに,渡航前に大変お世話になった日本人会の方達と夕食に行きました.このときに行ったのは,「Atlantaラーメン界の頂点に君臨する」というJinya Ramen Barでした.

自分はアメリカの食事も普通に美味しいと思いますし,日本食が懐かしいとか食べたいなぁという感情もそこまで湧いてはこないのですが,ラーメンはたまに食べたいなぁと思います.一応,アメリカにもインスタントラーメンはあるのですが,麺がふにゃふにゃなのと味もちょっと変わっているので,やはり日本の方が美味しいと思います.

行こうと思えば,日本の食材とか日本のカップラーメンが売っている店も電車とかUber/Lyft使えば行けるのですが,正直面倒臭さのほうが勝ってしまっていて今に至るまでPublixで全て済ませてしまっています... (話によると,そちらの方が色々な食品が安く売っているらしい?)

Free Food (BBQ イベント)

8月始めぐらいに,所属研究室が入っているビルの前でバーベキューイベントをやっていました.何と,ただでご飯が貰えるということで,所属研究室の皆と「Free Food!!」って言いながら行ってきました.

開催者に話を聞くと,ここらへん一帯の研究室間での交流を促すためのイベントとのことで,そのための組織があるのだとか.

また,受入研究室の人に聞くと,Free Foodのイベントは結構あるとのことで,「人を呼ぶための常套手段でしょ」と言った感じでした.う~ん,こういう細かいところでもアメリカの大学はお金があるというか余裕があるというか... 少なくとも東工大では,誰でも参加できる無料で昼食や夕食が食べられるイベントなんてそうそうない気がする.(就職イベントならあると思いますが,あれは大学じゃなくて企業側がお金を出していると思うので,カウントしないことにします.)これ以外でもセミナーとかに言ってもサンドイッチとかピザとかが置いてあって普通に昼飯が浮く感じです.
こんな感じ.学生証をスキャンしてもらえば誰でも貰えます.

Georgia Tech曰く「最近は制度が厳しくなってきているから,食べた人は名簿にサインしてね」とか言っていますが,日本と比較すると凄いゆるいなぁと感じます.

まぁ,その代わりにアメリカの大学は学費が高いのかもしれませんけれどもね.

何はともあれ,この日はお陰様で夕食代が浮きました.

2018年9月28日金曜日

Japan Student Association (JSA)

前回「Survive a deadline」と投稿しましたが,実は締切があったのは論文投稿だけではありませんでした… という訳で,この3週間ぐらいずっと締切に追われる日々となっており,更新できませんでした…

残り滞在期間1ヶ月少しということもあって,これからどんどん忙しくなっていきそうな気がする… という訳で,ブログも短文でも良いから有用そうな情報は投稿していくというスタイルになると思います.

という訳で,今日はJapanese Student Association (略称:JSA 大学によってはJapanese Student Associationとなっているところもあり)について書きたいと思います.この団体は読んだまま,日本の学生団体です.聞くところによると,アメリカの大学の多くはこういった日本人会があるとのこと.なので,現地で日本人とコンタクトを取ったり,相談したり,情報を得たいときには,大学名とJSAでググるのがまず試すべきことだそうです.確かに,幾つかの大学で試してみたところ,結構ヒットしました.ちなみに,ジョージア工科大学のJSAのFacebookはこれです.

自分もここに所属している方たちと夕食に行ったり,筋トレに行ったり(忙しくってそんなに行けていませんが…orz)しています.また,アメリカの大学で留学や博士号を取ろうとしている人がした体験談などを聞くことができ,とても刺激的です.正直,ずっと日本にいた自分が恥ずかしくなってきます... 来る前から覚悟はしていましたが,こちらは研究・教育,そしてもちろん在籍している方々も凄くレベルが高いように感じます.(もちろん,日本の大学にもレベルが高い人は沢山います.ここではあくまで自分1人とこちらの方を比較して「こっちはスゲーなぁ」と思っているということです.)

まぁ,もうアラサーになってしまいましたが,過去を悔いてもしょうがないのでこれから頑張って挽回するしかないですね.

2018年9月19日水曜日

Survive a Deadline

何とか論文を投稿できた… こちらでは締切に間に合うことを"Survive a deadline"と言うようですが,論文を投稿したときは本当に「何とか生き残れた…」という感情でした… (締切は午前3時でしたが,ギリギリまで誤植探し・修正をしていました…) 

本研究を締切までに形にして投稿できたのは,共著者のMariaさんや受入教員であるMagnus先生の助け・アドバイス・議論によるところがとても大きいです.もちろん,自分も筆頭著者としての責任を果たすべく,できる限りの貢献をしてきたつもりですが,上記共著者の2人を始めとした研究室の皆さんの助けがなければ,この締切に間に合わせることは絶対に出来なかっただろうと思います.これ以外にも,日本の所属研究室に進捗報告として1週間に1回程度の頻度でレポートを送っていたのですが,これも研究のペースを保つ上でとても良かったです.ときには(毎回?)見苦しいレポートを温かく受け取ってくださった所属研究室の先生方にも感謝します.

とはいっても,自分の現時点でのBestは尽くしたつもりですが,時間がなかったこともあって正直不安な点が多いです…論文投稿したからといってAcceptされなければ喜ぶことはできませんからね.

ただ,家探しで苦しんだ上,こちらでやる研究テーマも決まっていない状況下で「アメリカで研究する以前に,アメリカで生きていくことができるのか(文字通りSurviveできるのか)」という不安を強く抱いていた渡航前には,まさか新しく始めた研究テーマで滞在中に論文投稿へ漕ぎ着けるとは思っていませんでした.なので,今はひとまず一つの目標が達成できたとポジティブ(楽観的?)に考えることにします.もちろん,本研究やそれ以外のことでもまだまだやりたいことが多いので,投稿したものはひとまず置いておき,残りの滞在期間1ヶ月半でさらに研究を進めて行くつもりです.

2018年9月4日火曜日

研究と論文がヤバイ

研究と論文がヤバイ

Magnus研では,ほとんどの人が自分と同じ時期に締切がある学会に論文投稿をしようとしており,現在「この2週間は地獄だ」という状況に陥っています.といっても,ピリピリしていたり,雰囲気が悪いということはありません.ただ,皆セッセセッセと作業をしていたり,研究に関する議論が何時にも増して多くなっているという感じです.

普通だったらもっと早くに研究を仕上げて余裕を持って論文を書く人が多いそうなのですが,色々と予定や出張が重なって難しかったようです.

たまに聞こえてくる声を幾つか抜粋しておきます.もちろん,自分が出している呻き声も含めて.
「仮定が多すぎる…」
「もう少し時間があれば,もっとできるのに…」
「○○日までには先生に出さないと…」

この研究室にいる方は,皆もの凄い優秀な人達ばっかりですが,「そういう人達も自分が論文を書いているときに感じるのと同じような悩みを抱えながら書いているんだなぁ」と思って,少し親近感というか安心感を得ました.もちろん,程度の差はあるんでしょうけれども.