本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年9月4日火曜日

研究と論文がヤバイ

研究と論文がヤバイ

Magnus研では,ほとんどの人が自分と同じ時期に締切がある学会に論文投稿をしようとしており,現在「この2週間は地獄だ」という状況に陥っています.といっても,ピリピリしていたり,雰囲気が悪いということはありません.ただ,皆セッセセッセと作業をしていたり,研究に関する議論が何時にも増して多くなっているという感じです.

普通だったらもっと早くに研究を仕上げて余裕を持って論文を書く人が多いそうなのですが,色々と予定や出張が重なって難しかったようです.

たまに聞こえてくる声を幾つか抜粋しておきます.もちろん,自分が出している呻き声も含めて.
「仮定が多すぎる…」
「もう少し時間があれば,もっとできるのに…」
「○○日までには先生に出さないと…」

この研究室にいる方は,皆もの凄い優秀な人達ばっかりですが,「そういう人達も自分が論文を書いているときに感じるのと同じような悩みを抱えながら書いているんだなぁ」と思って,少し親近感というか安心感を得ました.もちろん,程度の差はあるんでしょうけれども.

ただ,これらについても合いの手があり
「仮定が多すぎる…」→「大丈夫だ,仮定があってもそれの正当性を説明できれば問題じゃない.」
「もう少し時間があれば,もっとできるのに…」→「今の結果でも十分じゃないか.完璧を狙うな.」
特に,2つ目に関しては「時間があればもっと良くできるという感情は罠だ.そんなことを考えていたらいつまで経っても論文なんて出せない.より良いものを目指すのは大事だけれども,Conference Paperは進捗報告ぐらいのものと割り切って考えたほうが良い.きちんとした結果はJournal Paperに出せば良いじゃないか.」みたいなことを仰っている方がいて,「確かになぁ… そのぐらいの割り切り方をしないと毎回のように論文出すなんて難しいよなぁ.」と思いました.

えっ?「○○日までには先生に出さないと…」への合いの手はですって?丁度,今日Magnus先生からこの日付に関する確認メールが届きましたが何か?

ちなみに,自分は論文を書きつつも理論部分含めた内容がまだ固まりきっておらず,結構ヤバイです.ひょっとしたら,この投稿を最後に1~2週間ぐらい投稿が途切れるかも…

追伸:Paper Monsterの話の次にこんなこと書くと「大変だなぁ」と思われるかもしれませんが,Magnus研はPaper Monsterのような話を冗談として話せるぐらい余裕があり,雰囲気が良い研究室だということを追記しておきます.

1 件のコメント:

  1. 頑張ってください!お体にはお気をつけて!!

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