本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年4月25日水曜日

DS-2019申請 (現在状況 4月25日)

突然ですが,皆さんはメキシコのMonterreyという街をご存知でしょうか.私は今までこの街を知る機会に恵まれてこなかったのですが,北部に位置するメキシコ第二の大都市圏でありながら,美しい山々に囲まれ観光地も多いそうです.フンディドーラ公園とか面白そうですね.さて,私のDS-2019は今この街にあるそうです…

昨夜,配送状況を確認したところ,「Incorrect placeに配送したから今Correct placeに修正中だよ」といった今まで見たことがないようなStatusになっていたため,今朝再度確認したらMonterrey, Mexとなっていました… 自分の書いた住所のどこにメキシコ要素があったというんだ…

2018年4月23日月曜日

DS-2019申請(番外編 TOEFL対策①)

DS-2019申請とは直接関係ありませんが,提出書類で必要となったTOEFLに向けた勉強について書きます.

最初に,この勉強を開始する前の自分の英語能力について書いていきます.(たった2週間の勉強に前も後もないとは思いますが)

一個前の記事に書いたように自分はTOEFLの受験経験が一度もありませんでした.TOEICは受けたことがあるものの,最後に受けたのは6年前で英語の試験自体が久しぶりという状況でした.

とはいっても,実は研究室所属前の学部生のとき(これも6年ぐらい前ですね…)にTOEFLの勉強を少しやっていた時期がありました.そのため,TOEFLでどんな形式の問題がでるのかといった簡単な知識は持っていました.また,TOEICでのスコア (TOEFLとは全然形式が違うので参考になりませんが) は860点で,どちらかと言うとListeningが得意でした.加えて,昨年の6月頃に初めてスマホを買ってから,通学の往復1.5~2時間の間TEDや英語学習用のCDを聞くということしていました.(とは言っても,毎日必ず聞くという風に習慣づけられていたわけではありません.留学のお話を頂いてからは,ほぼ毎日やるようにしていますが...)

2018年4月21日土曜日

DS-2019申請(2)

さて,ビザ申請を始めようとなったときに,Magnus Egerstedt先生からDS-2019発行に関連する事務作業を担当しているHR Administrator(人事部)の方を紹介していただきました.

すると,「次の書類が必須だから提出してね.提出が確認できたら,手続きを進めるよ」という連絡を受けました.
必要なのは
  • 有効なパスポート
  • DS-2019 Information Sheet (名前・国籍・身分・どんな研究をするか・向こうでの生活費をどうやって工面するかといった情報を書く.)
  • Export Control Form (名前・国籍・身分を書く.上の書類と重複箇所があるが,こちらの方が短く簡単に作成できる.)
  • English Assessment (英語能力証明書)
  • 履歴書
  • 財政能力証明書 (銀行口座とか奨学金とかの書類)
とのことでした.

これを読んだときに,絶対自分の顔は青ざめていたと思います.

DS-2019申請 (1)

今日,ジョージア工科大学から「DS-2019が発行できる状態になったから,郵送先とかの情報を教えて」というメールを受け取りました.正直,ようやく手に入るという気持ちです... (実際には,やっとスタートラインに立てたというぐらいのものだが)  ただ,これを手に入れるまでに必要だった手続きや失敗談を書かないと,自分のこの気持ちを共感してもらえないでしょうし,そもそもこのブログの目的である情報提供をしていないことになってしまいます.そこで,ここからいくつかの記事を使って「DS-2019」発行までに必要だったことを書いていきます.


まず,「DS-2019ってなに?」っていうのが当然の疑問だと思います.DS-2019というのは,「この人はアメリカ政府に承認されている交流プログラムに参加する人ですよ」というのを派遣先に証明してもらう書類です.要するに,派遣先大学に「この人は怪しい人じゃないですよ」と保証してもらうってイメージなんですかね? 今回,自分は研究目的なので「交流訪問者ビザ」,いわゆるJ-1ビザというのを申請する必要があり,このJ-1ビザを大使館に申請する時に必須となる書類です.学生が取ることになるかもしれないビザには,J-1ビザとは別にF-1ビザとM-1ビザという学生ビザもあるのですが,こちらはアメリカの大学で教育を受ける,つまり入学とか単位を取得する人向けのようです(正直,よく分かっていません).ちなみに,F-1ビザ or M-1ビザの人はDS-2019ではなく,I-20というものを留学先大学に発行してもらうらしいです.

私が,この書類の作成準備を始めたのは2月10日です.DS-2019を取得したことがある方は「えっ,なんでそんなに時間かかったの?」と驚くかもしれませんが,いろいろと失敗をしてしまった結果,ここまで遅れてしまいました…

というわけで,少し昔を振り返りながら手続きについて書いていきます.

2018年4月18日水曜日

予防接種

昨日、予防接種に行ってきました。

といっても、またジョージア工科大学側からは予防接種や健康診断に関する説明は受けていません。一度、VISAに関する手続き時に「健康診断とか予防接種って必要ですか?必要だったらフォームとか何を受ける必要があるかを教えてもらえませんか?」と聞いたら「手続きが進んだら教えるから」と言われたので、正直良くわからないです。(多分、滞在期間とかどういった身分で行くかによって異なるのかなと勝手に想像)

ただ、予防接種にも1~2ヶ月、ものによっては半年以上かかります.そのため,もう今から始めなければということで、必要と思われるものを接種し始めることにしました。最悪今回の滞在で必要ないってなっても、これから10年ぐらい免疫がつくと考えれば良いかなとも思いますし。何か最近沖縄でも麻疹にかかる方が出ているとのニュースもありますしね...

2018年4月16日月曜日

留学先

留学したいと考えているのはジョージア工科大学のMagnus Egerstedt先生の研究室です.

まず,ジョージア工科大学はアメリカ ジョージア州アトランタにある工学分野で世界屈指の大学です.1885年に設立されたようで,東工大の前身である東京職工学校が設立された1881年とほぼ同時期なんですね.自分はこのプログラムで留学する訳ではないのですが,東工大とは授業料不徴収の提携を結んでいます.

Magnus Egerstedt先生は,大学内でのInstitute for Robotics and Intelligent Machines(IRIM)というところのExecutive Directorを務めている先生です.なので,こんなページもあります.自分が専門としている制御の分野では,第一線で活躍されている著名な研究者の1人です.

Magnus Egerstedt先生の研究室で有名なのはRobotariumだと思います.ちょうど,先週はアメリカでNational Robotics Weekというものだったらしく,Georgia Techでもロボット関連研究の特集をやっているのですが,その中でも取り上げられています.(2015年の特集の続編みたいですね)

Robotariumを始めとしたMagnus Egerstedt先生の研究室に関する詳細はまた後日書かせてもらいます.

留学準備が順調に進んでいるとは言い難い状況(これについても後日…)ですが,こういうページを見てモチベーションを上げていければと思います.