本ブログの続編

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2018年4月21日土曜日

DS-2019申請(2)

さて,ビザ申請を始めようとなったときに,Magnus Egerstedt先生からDS-2019発行に関連する事務作業を担当しているHR Administrator(人事部)の方を紹介していただきました.

すると,「次の書類が必須だから提出してね.提出が確認できたら,手続きを進めるよ」という連絡を受けました.
必要なのは
  • 有効なパスポート
  • DS-2019 Information Sheet (名前・国籍・身分・どんな研究をするか・向こうでの生活費をどうやって工面するかといった情報を書く.)
  • Export Control Form (名前・国籍・身分を書く.上の書類と重複箇所があるが,こちらの方が短く簡単に作成できる.)
  • English Assessment (英語能力証明書)
  • 履歴書
  • 財政能力証明書 (銀行口座とか奨学金とかの書類)
とのことでした.

これを読んだときに,絶対自分の顔は青ざめていたと思います.
何が問題だったかと言うと,English Assessmentですね.実は,自分はTOEICのスコアしか保有しておらず,こういうときによく求められるTOEFLのスコアを持っていなかったんです.震える手でどういった書類だったら認めてくれるのかな (内心,「駄目だなこりゃ…」と思っていましたが) とリンクを辿っていくとやはりこういうことでした.他にも,ジョージア工科大学が実施している英語の試験をWeb Interview形式で受験するとか,他の英語能力を証明できるものを示すという選択肢もありました.ただ,前者はどんな形式かもいくらぐらいお金を請求されるかも書いておらず,しかもSpeaking能力を重視して評価するという注意書きが... これから留学しようとする人間が言うのも情けないですが,「一番苦手なSpeakingで評価されるとなったときに最低要件をクリアできるのか?」と考え,TOEFLを受験することにしました.

この間,向こうの人事部の方に質問をしたり ,何か他の手法がないかと先程のリンク先を調べたり (無駄なあがきとも言う) して,TOEFLを受験するしかないとなったのが2月12日か13日ぐらいだったと思います.次の試験日は2月24日でしたが,試験会場が大宮とか遠いところにしかない… その次の受験日は3月3日で近場の会場がまだ空いている.その場合,一発で上手くいったとしてもスコアが返ってくる予定日は3月13日... しかも,一回受けると12日以内は再受験できないため,一発で必要要件をクリアしないと留学期間がさらに遅れる...

というわけで,TOEFL初受験に向けた2週間の英語学習が幕を開けました...

これがDS-2019の発行を遅らせた一番大きな失敗だったかなと思っています...  J-1ビザ申請者に,英語能力証明書を滞在先機関へ提出することを義務づけるこの規則は,2015年に定められたとのこと.言われてみれば当たり前で,英語も何も話せない人間が向こうに行って野垂れ死んでもアメリカとしては困るわけです.なので,最低でもこの程度は英語できますよということを証明しなくちゃいけない… 

正直,自分の見通しが甘すぎた,情報収集を怠ったというのがこの失敗の一番の理由であることには疑いようがありません.ですが,「自分の不注意だった,これからは注意する.これを見ている人も注意してね」だけだと参考にならないと思うので,自分なりに他に何か要因があったのかなと考えてみました.

1つ思いついたのは「自分があまり多くの留学プログラムに申請していなかった」ということです.前述の通り,自分は特別研究員として採用されており,また留学の機会を頂いた時期も比較的最近でした.そのため,応募できるプログラム数に限りがありました.普通は様々な助成機関や国・学内のプログラムに申し込んで,その中のいくつかに採用される方が多いと思います.当然,それらプログラムの中にはTOEFLスコアを要求しているものが複数個あります.なので,VISA手続きを始める以前の奨学金応募段階で,大多数の人はTOEFLスコアの必要性に気づくのではないかなと.一方,自分の場合は学内のプログラム1つにしか応募せず,たまたまそれがTOEICスコアでも良かった.そのため,TOEFL受験の必要性を感じずに,DS-2019申請時に初めてマズイことに気づいたということでは無いかなと.

そのため,今回の失敗から学んだことは「多くの留学プログラムに申し込むこと,それができない状況 or 身分だったとしても,多くのプログラムで必須だったり周りの留学希望者が提出している書類は今後自分も必要になるのではないかと疑い調べること」かなと.もちろん,それ以前に「ネットで情報収集をするとか周りの留学経験者に話を聞く」とか色々とあるとは思いますが…

最後になりますが,上記の自分の不注意により本来予定していた5月からの渡航を6月からにすることになってしまいました.しかし,この変更を快く承諾してくださった渡航先のMagnus Egerstedt先生と私の指導教員の先生,そして派遣期間変更に関する渡航費用変更の対応をしてくださった東工大の工系国際連携室の担当者様に,この場をお借りしてお礼を申し上げます.ありがとうございました.

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