本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年6月19日火曜日

Magnus先生との2回目の打ち合わせ

1回目の打ち合わせで,「簡単な一次元の場合で考えてみてよ」と言われた翌日13:00に,忙しいところを再度時間を取ってもらえました.前回投稿した通り,なんとか13:00までに大学事務手続きを終えることができ,ミーティングへ.

雑談をした後に「どう?解けた?」と聞かれたので,「ごめんなさい,まだできていません」と.「良いよ良いよ.まだ来てすぐだから無理をしないで」とのこと… 「やはり水準が結構高いんだなぁ」と思いましたが,期待してもらえていることは感じましたし,「面白いテーマだと思う,早くシミュレーションが見たい」と言って貰えたので,「じゃあ,こっちも期待に答えないと!頑張るぞ!」みたいな気持ちになりました.この後,いくつか話し合いをしましたが,現時点でも解決しなくてはいけない問題点が数点あるということを共有しました.また,自分が使う理論に詳しい人とRobotariumの実験システムに詳しい人も教えて貰いました.

今回のミーティング中にMagnus先生が言った中で印象に残ったことを2点書いておきます.
1つ目は「研究っていうのは,まず簡単なところから初めて,どんどん色んなものを付け加えてBigにしていくものなんだ.だから,この一次元の例は凄く良いスタート地点だと思う」ということ.
2つ目に関しては,自分の研究テーマに関連しています.実は,自分が提案した研究テーマは制御の世界では前々からやられている問題と関連が深く,それを自分がやってきた研究とMagnus研の理論と結び付けようとしたものです.ただ,Magnus先生は「そのフレーズはあえて使わない方が良い.もっと違う名前をつけるべきだ.」と仰っていました.実際,先程の問題点が解決できれば,今までのものとは差別化ができるのかもと思っているので,まずはその問題点を考えてみたいと思います.ちなみにですが,この2点というのは,自分の所属研究室でも良くご指導頂いている部分なので,やはり大事なことなんだなぁということを再認識しました.

最後に,次の金曜日にまたミーティングをしてもらい,そのときにシミュレーションを見せることになりました.頑張るぞ!!(もちろん,日本で書ききれなかった論文も書き進めています!)

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