本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年8月2日木曜日

アメリカで住所がないとどうなるか

さて,家探しシリーズの途中ではありますが,一度アメリカで住所が無いとどんな面倒くさいことが起こるかを,自分が体験したものだけではありますが,列挙していきたいと思います.とはいってもどれもなんとかなるレベルのものでしたが.

① 大学の事務手続きの住所の欄で困る
これは先日の投稿でも書いたので,詳しくは書きません.ただ,受入研究室の住所を書くといった対応でOKみたいです.

② アメリカでの銀行口座を作ることができない
当然ですが,住所が無いと銀行口座を作ることなんてできません.特に,デビットカードを銀行が送ってくれるのですが,これは自分が登録した住所に口座開設から1~2週間後に送られてきます.そのため,住所が本当に確定するまで,もしくは2~3週間ぐらい一箇所に滞在している状況でないと,デビットカードを受け取ることができません.そういったことから,住所が確定するまでは銀行口座を作ることはできません.

PaypalVenmoなどのWeb上での決済システムの登録でも困る
PaypalやVenmoというオンライン上で決済できるサービスがあり,結構アメリカでは使っている人が多いです.友達同士での割り勘とかでも使うみたいです.というか使いました.日本にいたときには割り勘するときに「小銭が無いから今払えない」といった事がちょくちょくありましたが,Venmoとかを使えばクレジットカードや銀行から簡単に支払えるのでこういった問題は起きません.確か,銀行やデビットカードからだったら手数料も無料だったはず.

ただ,Paypalの登録には住所と電話番号,クレジットカード情報が必要で,Venmoの登録には電話番号とクレジットカード情報が必要だったはずです.この時点でPaypalのアカウントを作るのは厳しそう.ただ,この住所を仮のものとして進めてみても壁にぶつかりました.自分はアメリカ渡航後にこれらのアカウントを作ろうとしたので,アメリカの携帯電話番号を登録して手続きを進めました.こうすると,自動的にアメリカに住んでいる人としてのフォームになります.

このとき,クレジットカード情報を登録する際に「Zip Code」という表記が.どうやら,クレジットカードを作るときに登録した請求先住所の郵便番号とのこと.調べてみると,アメリカでは不正利用防止のセキュリティ目的でこういった情報を求めることがあるようです.(こことかここに書いてあります) ここで困るのがクレジットカードは日本の住所で作ったため7桁.しかし,入力フォームはアメリカの郵便番号の5桁しか受け付けない.→日本のアカウントで作るには日本で契約した有効な電話番号が必要だけれども,自分が持っている日本の携帯電話番号(契約)はアメリカで使えない→ということは,アメリカでクレジットカードか銀行口座を作らないとPaypalやVenmoを使うことは難しそう.→②に戻る.

ということで,Share Houseの家主さんに頼んで,一月目の家賃は現金で支払わせていただきました.あまり治安が良くないとされている街で大金を持ち歩くなんて体験はもうしたくないので,早めに銀行口座を作ってオンライン上か小切手で支払いができるようにしたいなぁと心の底から思いました.(後日書くかもしれませんが,Venmo, Paypalは$300以上の支払いになるとSocial Security Number が無いと払えないっぽいですね… というわけで,2月目以降の家賃は小切手で支払っています)

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