本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年5月4日金曜日

DS-2019申請 (番外編 TOEFL対策②)

TOEFLの勉強を書くと言いましたが,もっと詳しいサイトや動画は沢山あるし,正直自分がここで書く必要は無いのではという気がします.(上のリンクはSpeaking用のテンプレを紹介しているものです.自分は受験1日前に知ったので有効活用できなかったですが,最悪テンプレを覚えて行くという手もあるのかもしれません)

そこで,東工大の学生として利用できる学内のサービスを列挙しておきます.(そのため,学外の方でこのブログを見てくださっている方にはあまり参考にはならないかもしれません…)

まず,TOEFLの過去問や参考書は大岡山キャンパス西3号館の外国語学修資料室で借りることができます.正直,TOEFL関連の参考書で有名なものはほぼここで揃うんじゃないかと思います.なので,Amazonで買おうかどうか迷ったら,まずここで読んだり借りるというのもありだと思います.ただし,CD付きの教材は外部に持ち出すことができないとのこと.事情を説明すれば大丈夫そうでしたが,自分はやっていないので分かりません.

つぎに,本館ではEnglish Office Hourという英語の練習や留学のための書類のチェックなどをネイティブの先生にしていただけるサービスがあるとのことです.春休み中はやっていなかったので自分はこのサービスを活用できなかったのですが,4月からやっているとのことなので留学準備ということで通い始めようかなと考えています.(ちなみに,4月23日に行ったら16:50からに時間が変更されていて,研究室内ゼミと被っていけなかった orz)

最後に,上記の情報を下さった留学情報館という施設も南6号館にありました.この施設では留学コンシェルジュという方に,英語学習以外でも留学関連の様々な事を聞けるとのことです.

5 件のコメント:

  1. こんにちは、はじめてコメントさせていただきます。
    最近、私もニューヨーク州にあるラボに、ポスドクとして留学したいということで、向こうのラボのボスにCV送りやらスカイプ面接やらで、やっと受け入れOKをもらったのですが、Riku様と同じで、visa取るのに英語能力証明書が必要ということでした。RequirementとしてTOEFL-iBTの80点以上なのですが、恥ずかしながら私の英語力じゃ無理そうです。ただ、英語のせいで海外での研究ができなくなるというのがすごく悲しいのです・・・・

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  2. コメントありがとうございます.私もVisa取得時に英語能力証明書が必要ということが分かったときには血の気が引きましたし,コメント投稿者さんと同じような気持ちになりました.私はなんとか求められたTOEFLのスコアを取れましたが,このせいで渡航開始が予定より1ヶ月半遅れてしまいました.

    コメント投稿者さんの詳細が分からないため,推測でのアドバイスになってしまいます.見当違いなことを言っていたらすみません.

    まず,TOEFL以外の英語能力証明書を受け付けてもらえないかを調べてみるのはどうでしょうか.例えば,渡航先大学の担当部署と英語での面談をするといった方法が一つ思いつきます.私はやったことが無いので詳細は分かりませんが,前者の方法で渡航した学生・助教の方が居るというのを大学在学時に聞いたことがあります.特に,投稿者さんはラボのボスとスカイプ面接をした上で認めてもらえているため,面接での英語能力はあると思うので調べてみてはいかがでしょうか.(これは大学によるので,渡航先大学のWeb Pageでこの方法が認められているかどうかを調べることになります.ただ,ジョージア工科大学はそのような方法が認められていましたし,上記の2例もアメリカの別の大学の例だったので,可能性はあると思います)

    他には,投稿者さんの知り合い(大学時代の指導教員の方や現在の受入教員の方など)に十分な英語能力を持っているという推薦状のようなものを書いてもらうといったことも考えられます.これに関しては私は例を知らないのですが,そういった投稿をしていたブログがあった記憶があります.(これも大学によるので,どのような証明書であればよいのかを調べる必要があります)

    また,気が引けるかと思いますが,渡航予定先に何か方法が無いか聞くのもありかもしれません.向こうのラボのボスに相談するのはハードルが高いかもしれませんが(どのような関係か分からないので...),例えば渡航予定先大学に日本人会がないかを調べて質問をしてみるというのも考えられます.かなり多くの大学で「大学名」と「Japan Student Association」や「Japanese Student Association」,「JSA」で検索すれば,ヒットするかと思います.(ジョージア工科大学では,Facebookグループがありました)

    さらに,おかしなことを言っているとは思うのですが,TOEFLの試験形式をもう一度見て勉強をした上で一度テストを受けてみるのもありだと思います.TOEFLで求められているスコアに足りるだけの英語能力が無いと言いながら,要求されたスコアをパスしたという人も自分の周りで何人か知っています.正直に言うと,ある程度テクニックみたいなものもあり,Web上でも見つけることができます.(Youtubeなどで丁寧に動画が上がっていることもあります)

    もちろん,実際に海外で研究,生活及び研究者仲間(友達)作りをする際には,高い英語能力が求められるため,英語能力の向上に向けた勉強は必須です.実際,自分も渡航してから英語能力不足を強く実感して大変な思いもしましたし,今も少しずつですが勉強しています.

    ただ,せっかく掴んだポスドクのチャンスをものにして海外で研究を進めるために,まずは上記に書いた方法で何とか渡航できないかを調べてみてはどうでしょうか.英語の勉強はVisaを取ってからでも遅くないと思います.

    最後に,自分も渡航前にはこういったVisa関連や居住先の問題が次から次に出てきて,かなり精神的にきつかったです.ただ,そのおかげ(?)もあってか,渡航先での苦労は渡航前の苦痛と比べると大したことが無かったという感じでした.(もちろん,渡航先研究室の方々のサポートが大きかったと思いますが.これには感謝してもしきれません)今は辛いとは思いますが,上記手法を含めた方法などで投稿者さんが海外での研究を実現できることを願っています.

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  3. コメントした者です。
    ご多忙の折、いろいろとアドバイスしていただきありがとうございます。

    留学先の施設から「ENGLISH LANGUAGE PROFICIENCY REQUIREMENTS」という英語能力証明書に関する書類を受け取ったのですが、Riku様のコメントを見た後、見直してみましたら、備考のところに、「In the event a candidate is unable to obtain passing test scores from any of the above sources, a determination from the Human Resources Office may be made as to whether or not any alternative assessments may be accepted.」とありました。もしTOEFLがだめなら、先方の担当者に問い合わせてみたら、どうにかなるのかもしれません。

    ただ、一応、留学までにTOEFLを受けてみたいと思います。TOEFLはまだ一度も受けたことがないので、自分の実力も分かりません。一応、大学院生の時にTOEICは受けたことがあって、890点でした。ただ、この時の点数はリーディングがほぼ満点で、リスニングがめちゃくちゃ悪かったです(私自身、英語論文はよく読むので、リーディングは得意。リスニングは最悪です。)TOEFLはリスニングの実力がないと、リスニングの点数はもとより、Integrated問題がある他のSpeakingとwritingの点数も低くなります。それなので、今のところTOEFL80以上は無理かなと思ってます。

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  4. あと、いろいろ調べたところ、アメリカJ-1ビザプログラムというDS-2019の発行を行ってくれる団体を見つけました。以下のサイト。

    https://www.cieej.or.jp/exchange/int_usa/program/

    本来は、受入れ先がDS-2019を発行することができないような企業・団体だった場合に、このプログラムを使うようです。
    ただ、私の場合は、受け入れ先がDS-2019を発行することができるので、留学先がDS-2019を発行できるのにもかかわらず、このプログラムを使うってDS-2019をもらえることができるのか謎です。

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    1. 情報ありがとうございます.ジョージア工科大学の場合もHuman Resources Officeにコンタクトを取って,英語の面談をする担当部署に紹介してもらうといった手段があった気がします.

      また,TOEFLの件については仰る通り一度受けてみるのが良いかと思います.受験や対策勉強をしてみないとどのぐらいの点数が取れそうかの見込みを付けるのも難しいですしね.受験料が2万円というのが痛いですが.

      また,URLを貼っていただいた団体については初めて知りました.正直に言うと,私も良く分かりません.ただ,DS-2019の趣旨は「プログラム(アメリカでの活動,postdoc様の場合は大学での研究活動)のスポンサーが,この人は当団体の交流プログラムに参加する人です」と示す証明書という意味合いだったと思います.また,発行の際に大学側へ英語能力証明書や経歴書を始めとした書類を提出することを考えると,ある意味大学側が「この人は当プログラムに参加できる適任者ですよ」と担保する書類ではないかと自分は解釈しています.(自分の解釈が間違っている可能性も大いにあります)そう考えると,実際に活動を行う大学とは違う団体に適格かどうかを担保してもらうというのは難しいのではと個人的には思います.加えて,その場合は大学での職員証とか所属とか立場がどうなるのかも良く分かりません.

      ただ,最初に書いた通り,私も推測で書いているのであまり信用しないでください.あくまでも私だったらですが,一度TOEFLを受けてその点数を見てからHuman Resources Officeにコンタクトを取り,その際に上記団体についても聞いてみるという方法を取るかなぁと思います.(実際,自分はそのつもりでTOEFL受験に挑みました.何とかスコアをパスしたので,HR Officeには相談しないで済みましたが)もちろん,これはpostdoc様がどのぐらい時間的な余裕があるかにも依存するので,あくまでも私の場合とお考えください.

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