実は,ICRAはロボティクス系の国際会議ということもあって,会議中に並列してロボコンが複数個行われています.その中には,前々から一度見てみたいなと思っていたMITのDuckietownも展示・開催されるとのことだったので,楽しみにしていました.このDuckietownというのは,カメラを搭載した小さなロボットを用いてアヒル達の街を走行するという自動運転系を意識した授業教材です.正直,何言っているか良く分からないと思うので,リンク先を見たほうが早いと思います.
Robotariumにも言えることですが,こういう授業教材を作って授業をするというのも素晴らしいですが,論文として発表することによってTAや担当教員の人たちの業績にもするという循環は素晴らしいと思います.一見不要なアヒル達の町並みというのも,受講生である学生の意欲や興味を引き出して宣伝にもなりますしね.
で,どんなシステムなんだろうとポスターを読んでみると,こんな記述が.(ポスター全部を許可なく載っけるのはマズイかもなので,一部だけで勘弁してください)
ん?In our 「Robotarium」? RobotariumってMagnus研のやつだよな?Magnus研の人たちもこのポスターを見たらしく,「何で引用しないんだ」とか「Robotariumは"The" Robotariumだ」とか色々と言っていましたが,詳しくは書かないでおきます.だけど,やっぱりRobotariumの影響力は大きくて他の研究者も意識しているんだなぁと実感しました.
ちなみに,他にもロボコンをやっていて,ロボットを使って物を掴むというコンテストではGeorgia Techのグループが優勝したそうです.開催者はFetch Roboticsという会社でした.(ROSの開発をしたWillow Garageから派生した会社)
一番下の画像は,Georgia Tech RoboticsのFacebookから持ってきました.
また,DJIも2台の完全自律ロボットから構成されるチームでBB弾を打ち合って競うというコンテストを開催していました.使っていたロボットと似たロボットが製品化されているみたいなので動画のリンクだけ貼っておきます.
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