本ブログの続編

本ブログの続編として,UT Austin滞在記があります.こちらはポスドクとしての滞在記です.

2018年11月1日木曜日

アメリカ出国最後の投稿

滞在日,最後の最後まで研究や手続きで忙しく,最近投稿をしていませんでした.実は,今日11月1日がアメリカ出国日です.本来は午前11時ぐらいに出発する航空便だったのですが,7月頃にExpediaから航空会社のスケジュール変更により乗り継ぎが難しくなったという連絡が入り,朝6時に出発となってしまいました.何かたった今「もっと広いスペースに変わったよ」と言われたので,悪いことばかりでも無いようですが.

タクシーとか捕まるかなとその頃は結構不安に思ったのですが,滞在中にすっかりUber/Lyftに染まってしまい,Lyftで空港まで来ました.価格もタクシー使った行きが35ドル+チップぐらいだったと思うのですが,Lyftだと17ドルぐらい(時間帯依存ですが)で安上がりでした.

最初に書いた通り,3日前まで新しい実験を試み,2日前にMagnus先生とミーティングをするなど研究でドタバタしており,昨日の午後6時頃から荷物詰めを始めました.ちょっと実験の性質上や無計画な荷物詰めにより,ここ数日は真夜中まで起きているといったことが続いていました.まぁ,今から日本時間に合わせていると考えれば良いですかね(笑)


さて,この4ヶ月半は色々なことがあったと思うのですが,体感ではとても早く過ぎていった気がしています.ただ,荷物詰めをしているときに,昔の事務手続きの書類がでてきて「あ~このときは大変だったなぁ,渡航準備が順調に行かなくって」とか,渡航直後の書類が出てきて「事務や研究室の人たちに親切にしてもらったなぁ.お蔭で不安が和らいで良いスタートが切れたな」とか,日本から持ってきてすぐに使い切ったノートが出てきて「6月はMagnus先生が出国する前に何とか結果出そうとしたなぁ」とか,実験関連の論文が出てきて「7月はクアッドコプター関連の実験システムを使いこなせるようにしていたんだっけ.少しはROSやLinuxも使えるようになったけど,まだまだだな」といった事を色々と考えていました.そして,体感では早かったけれども凄い濃い4ヶ月半だったんだなというのを強く実感しました.

今回の渡航では国際会議論文を1報投稿し,渡航前にやりたいなぁと思っていた実験の取っ掛かり(多分,ここまで出来れば後はスムーズに行くと思う.少し楽観的かな(笑))まで終わらせることが出来ました.さらに,今後もコラボレーションをしていくといった話題もでて,いくつかのFuture Worksのアイディアも得ることができ,3月頃に向けてまた論文を投稿したいなぁという状況です.

正直,家探しが上手く行かず研究の準備も全然できていなかった渡航前のときには,ここまで結果を出すことが出来るだなんて夢にも思っていませんでした.何でこういったことができたのかなぁと考えたときに,いくつか思い当たることはあるのですが,やはり一番大きいのはMagnus先生やMagnus研の皆さんに温かく迎えていただき,また助けて頂いたからかなと思います.この方達のお蔭で,自分は滞在中ほぼずっと楽しく過ごすことができました.もちろん,論文投稿前や忙しいときには「キッツイなぁ」と思うことも多々あったのですが,それよりもやりがいとか乗り越えたときの達成感の方が大きかった感じです.

もう飛行機に乗り込んでしまったので,ここらへんに関してはまた日本到着後に書きたいと思います.それでは!

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